2022年11月10日木曜日

15mバンド用MLAアンテナを作りました。

15mバンド用MLAアンテナを作って、屋上に上げました。



 一次ループ--------2m x 30mm x 2mm,アルミ板。

 給電ループ--------40㎝(同軸ケーブルRG58の編線)、一次ループの5分の一の長さ。

 同調部--------------

                可変コンデンサ----同軸ケーブルRG213とアルミパイプを使ったトロンボーン型。

                固定コンデンサ----同軸ケーブルRG213を使うと、SWRは1まで下がる。

                          - 高耐電圧セラミックコンデンサを使うと、SWRは5以下に下がらない。

                             原因は、コンデンサに使われている物質の誘電正接の違いだろうか。

                             セラミック、、0.01。ポリエチレン(同軸ケーブル)、、0.0005。

                           -60wでCW送信しても放電しない。同軸ケーブルの端末処理によっては、40w

                            CW送信で放電してしまう。




                          -30wでCW送信した場合、10秒位後、同調周波数が上がっていく。

                             -10wCW送信し、SDRWEB KIWIでドイツ局を使って受信してみた。

                                EFHWアンテナで0.5wCWで送信した場合と同じ受信強度となっていた。

                            -木曜日の昼間、背景雑音はSメータで6位でした。同じ位置に設置した垂直                                 EFHWアンテナとほぼ同じくらいでした。

    アパートから家に引っ越して、小さいながら屋上や庭が使えるのでMLAアンテナは下ろすことにします。




2022年10月19日水曜日

15mバンド用の垂直EFHWアンテナを2階建ての屋根に揚げました。(その2)

  先日、2階建ての屋根に揚げた15mバンド用の垂直EFHWアンテナを試してみました。ヨーロッパ、北南アメリカには、10wのFT8 で到達しています。出力30wにすると、到達距離には大きな変化はありませんが、テレビの音量が勝手に上がり続けます。いつもは、10wで運用しているのですが電波障害が起こらないことは大切です。給電部から0.5m位のところにテレビアンテナの同軸ケーブルが設置されているのが原因かと考えられます。アンテナから波長/8以内では、電磁界の影響が大きいということなので、2mの塩ビパイプを継ぎ足しました。その結果、SWRには大きな変化はなく、テレビの音量には30wでも影響がなくなりました。背景雑音は、月曜日の昼間ではS8。土曜日の昼間ではS3でした。到達距離については10wのFT8で、日本に到達しています。2m高くなって、打ち上げ角の改善や、北に位置する建物の影響が少なくなっていることが考えられます。









2022年10月7日金曜日

15mバンド用の垂直EFHWアンテナを2階建ての屋根に揚げました。

  団地から、2階建ての家に引っ越しました。屋上は陸屋根になっています。煙突を利用して、15mバンド用の垂直EFHWアンテナを揚げました。給電は、K1TAが発表しているトロイダルコアを使った1:49のトランス形式です。トランスにはFT240-43、一次側には高圧100pFのコンデンサを入れています。また、トランスのGNDに80㎝のカウンタポイズ、さらに給電点直下に、FT240-43にW1JR巻きコモンモードチョークを入れました。これらにより、SWRをさげ動作を安定にしています。きちんと動作しているようです。背景雑音は、金曜日の昼間はSメータで6,日曜日の昼間ではSメータで2です。同じところに設置していたセンターローディング式GPと比べて、大きな違いはありませんでした。定量的な比較をしないと意味ないですよね。電界強度計を使った測定を考えてみます。






2022年2月7日月曜日

ラジカセ SONY CFD-S26Lのハム音修理。

  ラジカセ SONY CFD-S26Lをカセットテープモードにして聞くと、ハム音が聞こえる。ボリュームによって変化します。他のモードでは聞こえません。



 プリアンプ以前に混入しているようです。いろいろ試してみると、電源トランスからの漏れ磁束が、プリアンプ入力選択用ICのテープヘッド信号入力部分に入ってるようです。元の位置は、ラジカセに向かって左下、スピーカの奥に、写真のような角度で配置されています。



 電源トランスを外して、カセットテープデッキ基板、機構から5㎝位離すと、ハム音は無くなります。また、元の位置でも、電源トランスの角度を変えると、ハム音が少なくなる事がわかりました。金属板で遮蔽しましたが、効果はありませんでした。


 この写真の、電源トランスの角度が、ハム音も減り、うまい具合に機構的に固定されています。電源トランスの漏れ磁束強度データを参考にすると、元の配置では、漏れ強度が最も強い方向にカセットデッキヘッドや入力選択ようICが位置しています。改良した配置では、漏れ磁束が弱い方向になっています。

 最終的には、距離も角度も影響の少ない、向かって右側のスピーカの奥に配置することにしました。ここなら、AC入力の基板も邪魔しないし、ちょうどよい支柱もあり、うまく固定できました。この改造により、ハム音は無くなりました。



 ハム音の症状が元々あったのかどうかは分かりませんし、何が経年変化してハム音が大きくなったのかも分かりません。でも、電源トランスの配置が、影響していることは明らかです。設計段階で見逃されていたのでしょうね。同じラジカセを見たら試してみたいものです。