2018年7月9日月曜日

PIONEER SA-3000の修理。

 何の動作もしないPIONEER SA-3000の修理です。
終段のトランジスタ(2SB785A、2SD848A)が短絡して、フューズやフューズ抵抗が切れていました。また、電源ランプも切れていました。これらの特殊形状トランジスタは入手困難です。そこで地元の部品屋から、BD912とBD911を買ってきました。これらの形はTO220なので、固定の仕方を変更する必要があります。鋳物の放熱器に穴をあけ、希望のねじを切るような道具がないので、既存のねじ穴を使うことが先決です。結果的には、既存のアルミの放熱器に穴を開け、一部を変形しました。
 最大45Wで動作します。カタログでは40W 。ボリューム60パーセントで疑似抵抗負荷を繋いで2時間位問題なく動作していました。時間がかかりましたが、修理完了です。

原型

改造後


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