2021年1月27日水曜日

YAMAHA XT600E 3TB のマフラー修理。

  愛車YAMAHA XT600E 3TB の排気音が大きくて(91dBA)車検を通せませんでした。2か月以内に解決しないといけません。中古で購入したこのバイクには、LeoVince X3が装着されていました。純正品はありませんでした。初めから、音が大きいとは感じていたし、車検の度におまけしてもらっていました。今回は、おまけはなかったのです。


1...最初に、金たわしをマフラー出口から詰め込んでみました。甲高い音は消えていい感じです。でも、少しアクセルを開けると、金たわしが飛び出してしまうので工夫が必要です。一時的なら有効でしょう。

 金たわしは、その場しのぎです。きちんとした処置をしたいので試行を続けました。

2...次の試みは、DB Killerと言われているマフラー出口の管の穴埋めをしてみましたが、効果なしでした。


3...内部のグラスファイバーの交換をしてみました。電動ドリルを使って、リベットを外しました。最初に、リベットの中に残っている金属ピンを同じくらいの太さのドライバーで中にたたきこみました。こうしないと、ドリルでうまく外れませんでした。




 終段部から中を見てみました。純正品に比べれば、直管に近い構造ですね。


 グラスファイバーは、この様でした。カーボンで黒くはなっていますが、焦げ固まっている程ではありませんでした。でも一か所、穴が開いていました。


 アマゾンで買った、50cm x 50cmのバイクマフラ―用グラスファイバーを耐熱テープで束ねました。




 筒に収めました。


 リベットを打って、完成です。


 さて、結果ですが、、あまり変わりませんでした。苦労した割には、報われませんでした。

4...マフラーの入り口に、管の断面積を減らすための金属板を入れてみました。Leo Vinceは付属品として同封していたようですが、僕は受け継いでいないし、インターネットでも探せませんでした。そこで、2㎜のアルミ板で作ってみました。穴は、違う型のLeo Vinceのものを参考にしました。寸法は手に入らなかったので、見た目で作りました。ピッタリに作らないと、きちんとはまってくれません。


 結果は上々です。甲高い音は消えました。これならば大丈夫という感じで、再度、車検に挑戦。無事に車検を通りました。なんと、10dBAも下がりました。

 メーカーが付属品として入れているし、うまくできたので、普段入れていても大丈夫でしょう。近所迷惑を気にしなくてもよさそうです。普通に乗っている分には、出力の違いは判りません。キャブレータとエンジンの間に吸気量を少なくするための金属板をいれることは、出力を下げて中型免許でも乗れるようにするために行われていることです。音も小さくなると思います。今回の方法と、出力、音についての比較をしてみたいものです。ただ、今回のほうが、簡単に着脱できます。






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