2016年1月20日水曜日

スマートフォン修理にUVレジンを使ってみた。

 スマートフォンやタブレットのディスプレーの交換などでガラス、金属とプラスティックの接着が必要なことが多い。付属の両面テープを使っているのだが、時々ガラス部がわずかに浮いたりする。スマートフォンはタフでないといけない。以前、普通のゲル状接着剤を使ってみていた。そんなわけで気に掛かっていた。
 ディスプレーを注文する時に、同じオンラインショップで見つけたUVレジンを去年の夏、一度だけ使った。仕上がりは綺麗です。
 固めるには紫外線を照射します。的確な波長は知らないが(400nm位?)、夏には太陽に二日くらい当てて置くと固まっていた。もちろんスマートフォンも暑くなっていた。さて一月の此の頃、方向的に我が家には太陽が当たらない。かといって公共の屋上に置くのも物騒です。そこで、UV灯が必要となりました。インターネットで見ると、最近ではアクセサリやマニキュアのためにUVレジンを使っているようで、それに必要なUV灯もLEDを使ったものまで豊富です。それで、近所でも売っているのではないかと、中華店を何軒か回りましたがありませんでした。セビージャではブームではないようです。帰りがけに、中華店街で肩身を狭くしているスペイン人経営の照明器具専門店に寄ったら、蛍光灯型のBLB(BlackLightBlue)UV灯を売っていました。偽札判定のためのものだそうです。20cm位のUV灯(BLB)とそのための器具を買ってきました。

 早速、箱に入れて修理中のスマートフォンで試しました。三日くらい照射しないと固まってこないようです。固まるために必要な波長での紫外線強度が足らないのかもしれません。固まるまで、遅すぎますね。反射板をつけるとか、出力を上げるとか、もっと近くに置くとか、工夫が必要なようです。
でも、今回のように、フレームとデジタイザーの固定のためなら、ほかの乾燥性接着剤のほうが適している。UVレジンは、主に外部ガラスとデジタイザやLCDを接着するために使うものですね。

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