2024年4月14日日曜日

TEAC V-6030S の修理。

  カセットデッキ TEAC  V-6030S の修理です。症状は、扉の開閉の不良と再生中に電源が瞬間的に中断するという症状です。


 扉の開閉の不良原因は、モータについている円筒ウオームギアに亀裂が入っていて空回りしたためと、扉位置の検出用のマイクロスイッチが壊れていたためです。円筒ウオームギアはエポキシ接着剤で直し、スイッチは違う形ですが交換しました。下の写真の左側の赤線内にモータとスイッチがあります。

 再生中に電源が瞬間的に中断するという症状は、例えば、巻き戻した後に再生すると発生します。再生をずっと続けているときには、めったに発生しません。電源回路を調べていましたが解りませんでした。考え直すと、機構部についている、状態制御用のスイッチの接触不良のようです。接触抵抗が状態によりありました。きれいに磨くことによって正常に動作するようになりました。下の写真の右側の赤線内にあるスイッチです。





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