2020年4月15日水曜日

Sansui R-50の修理.

 右の音が出ないという症状です。増幅回路のいくつかの電子部品を交換しました。予防的に、左の回路でもいくつか部品を交換しました。古い機器なので、互換品を使っています。
 特に、TR11,TR12の2SA298については、hFEの値が異常でした。互換品としてBC32740TAを二つ使いました。交換した部品は次の通りです。
 
TR20,Tr22,TR21,TR19,TR15,TR17,TR18(2SB1186),TR16(2SD1763),TR24,TR23,TR24,TR11(2xBC32740TA),TR12(2xBC32740TA),C144,C150,R165,R167,R166,R168。
 
 ラジオの部分など、この頃の機器はいい感じです。修理完了です。




2020年4月3日金曜日

MEDISANA Hygrometer HG100の修理。

 温度湿度計を買って使っていたのですが 女児がいたずらをして、何も表示も音もしなくなりました。オシロスコープで見てみると、水晶が発振していません。どんな特性の水晶かわからなかったのです。 でも、以前IKEAで買ったプローブ式の料理用温度計が、温度湿度計と同じく1.5ボルトの乾電池で動作するので開けてみました。何も表示はされていませんが、同じ外形の水晶が使われています。似たような回路なので、周波数には不安がありましたが交換してみました。見事に動きました。時計も正確に動いています。
 IKEAで買ったプローブ式の料理用温度計のための水晶が見つかるといいのですが。まあ、今のところ温度計が必要な料理の予定はありません。コロナウイルス騒ぎが終わったら納豆を作りたいので、その時は使いたいのですがね。




2020年1月19日日曜日

MLA アンテナのバリコン回転速度改良。

 以前から使っている円周4mのMLAアンテナのバリコン回転速度が速すぎたり、ギアのため必要なところで止まっていなかった。そこで、プーリーを追加してみました。
 その結果、ストレスのない0.7rpm(9vで駆動)で、300PFのバリコンを回転して、止めたいところに止められるようになりました。手間取っていた、調整も気持ちよくできるようになりました。



2019年10月18日金曜日

TV Philips 32PHH4101/88の修理。

 電源を入れると、Philipsのロゴが出てスタンバイ状態になる動作を繰り返します。ソフトの不具合かとも思いました。でも、LEDバックライトの半分を外したら、起動しました。このことから、電源の容量不足と考えました。いろいろ試したところ、トランス1次側のトランス駆動用MOSFETのソースに使われている0.27オームの抵抗(R9101)値が0.47オームになっていて、必要な電力が供給できなかったようです。



2019年9月30日月曜日

オーディオアンプ NAD S-300の修理。

 冷えている状態から電源オンにして30分くらい経つと、電源ランプの点滅、つまりプロテクト動作になってしまうという症状です。
 
内部を見ると、メイン基板の左右チャンネルのGain Stage部分のトランジスタ周辺が高温にさらされて基板や抵抗の色が変わっています。
トランジスタは熱くてさわれません。様々な条件で、いろいろな電圧等を観測しました。問題はCH L のGain Stageにあることが分かりました。
 Q309(ZTX753)のhfeが300位になっていました。たぶん、他のトランジスタも熱によって変質していると思われます。
 そうこうしているうちに、インターネットでNAD社発行の設計変更情報を手に入れました。R311,R313,R312,R314を180ohmに変更して電流を少なくし、発熱を抑えるとのことです。また、トランジスタの交換も必要なようです。そんなわけで、左右チャンネルについての改造をしました。Q307,Q311,Q309,Q313,Q303,Q315,Q305,Q317,Q304,Q306,Q312,Q308,Q314,Q310,Q316,Q318のZTXシリーズのトランジスタを交換しました。
 発熱は、すこしなら触ることが出来るくらい抑えられています。終段のトランジスタのアイドル電流を31mVに調整して、修理完了しました。




2019年9月14日土曜日

オーディオアンプ Pioneer M-73 の修理。

 Pioneer M-73はClass AとBを切り替えられるオーディオアンプです。
左チャンネルの出力トランジスタなどがないけど、右チャンネルは動作するという事でした。内部を観察すると、かなり修理の手を入れてありました。
 左チャンネルに関しては、次の部品を装着して動作しました。

-TH601:AEX-002....R25=29ohm.(このPTCは入手できなかったので、ほぼ同様仕様のSMD部品を工夫して利用しました。)
-Q7,Q8:2SC3281
-Q5,Q6:2SA1302.
-R638,R639:270ohm1/4w.
-R647,R747:2x0.27ohm5w.


 バイアス電圧の調整をする段階で、右チャンネルのバイアス電圧が異常でした。クラスAにすると0Vのままです。
 なんと、PS Assembly基板につながれているケーブルが逆に差し込まれていました。正しい接続にするとバイアス電圧が正常になりました。いろんな部品が壊れていなかったのは幸いでした。
 
 さらに、電源オンやモード切替の際に、スピーカに異常電圧がかからないようにするリレー回路が遅延動作しませんでした。PS Assembly 基板を調べると、C106の正極とQ104のベースをジャンパー線で短絡してありました。回路図で確認すると、確かに短絡してあります。でも、回路的に動作しそうにありません。そこで、ジャンパー線を外してみると、正常に遅延動作するようになりました。誰かが、回路図どうりに変更したのが、悪かったようです。

 バイアス電圧を調整して数日間、動作しています。再生スピーカが貧弱なせいか、クラスAとBでの違いが判らないのは残念です。




2019年3月12日火曜日

Nakamichi BX-125Eの修理。

 
 このNakamichi BX-125Eの症状は、カセットテープが回らないというものです。キャプスタン用の平型ベルトとリール用のアイドラータイヤのゴムが劣化していました。早速、注文して交換しました。でも、巻き戻しや再生時のトルクが不足してよく動きません。そこで、リール用のモーターも修理をしました、接点をきれいにして、カセット無しで早送り状態で一晩、慣らしました。かなり良くなりましたが、まだ、トルクが足りません。そして、プレースピード調整用の半固定抵抗VR601を掃除して、右方向に少し回してみました。これで、十分なトルクが出るようになりました。カセット無状態で、モータ端子電圧は、再生時3.0V、巻き戻し時5.0V、早送り時-5.1Vでした。この調整で再生時の回転数が心配でしたが、オシロスコープでは認識できませんでした。計測器ではないので良しとしました。