2023年4月11日火曜日

Sansui AU-717の修理

  オーディオアンプSansui AU-717の修理です。右チャンネルで、いつもではないけど音が歪む症状です。バイアス回路での電圧が不良です。増幅段の基板(F-2722)において、不良の抵抗(R23,R25)、電解コンデンサ(C11,C14)を交換しても改善しませんでした。バイアス回路に正電圧を与えるTR05(2SA899)を交換したら正常に動作しました。同じトランジスタは無かったので、手持ちのBF470を使いました。さて、簡易なトランジスタテスタで調べると、hFEは常温122、80度位で219になりました。異常を起こさない左チャンネルのおなじトランジスタのhFEは変化しません。つまり、温度が高くなると、動作異常をするということが解りました。動作中は、このトランジスタは、触り続けることができない程度に熱くなります。トランジスタのチェックをするときには、高温でも調べないといけないという事でした。







2022年11月10日木曜日

15mバンド用MLAアンテナを作りました。

15mバンド用MLAアンテナを作って、屋上に上げました。



 一次ループ--------2m x 30mm x 2mm,アルミ板。

 給電ループ--------40㎝(同軸ケーブルRG58の編線)、一次ループの5分の一の長さ。

 同調部--------------

                可変コンデンサ----同軸ケーブルRG213とアルミパイプを使ったトロンボーン型。

                固定コンデンサ----同軸ケーブルRG213を使うと、SWRは1まで下がる。

                          - 高耐電圧セラミックコンデンサを使うと、SWRは5以下に下がらない。

                             原因は、コンデンサに使われている物質の誘電正接の違いだろうか。

                             セラミック、、0.01。ポリエチレン(同軸ケーブル)、、0.0005。

                           -60wでCW送信しても放電しない。同軸ケーブルの端末処理によっては、40w

                            CW送信で放電してしまう。




                          -30wでCW送信した場合、10秒位後、同調周波数が上がっていく。

                             -10wCW送信し、SDRWEB KIWIでドイツ局を使って受信してみた。

                                EFHWアンテナで0.5wCWで送信した場合と同じ受信強度となっていた。

                            -木曜日の昼間、背景雑音はSメータで6位でした。同じ位置に設置した垂直                                 EFHWアンテナとほぼ同じくらいでした。

    アパートから家に引っ越して、小さいながら屋上や庭が使えるのでMLAアンテナは下ろすことにします。




2022年10月19日水曜日

15mバンド用の垂直EFHWアンテナを2階建ての屋根に揚げました。(その2)

  先日、2階建ての屋根に揚げた15mバンド用の垂直EFHWアンテナを試してみました。ヨーロッパ、北南アメリカには、10wのFT8 で到達しています。出力30wにすると、到達距離には大きな変化はありませんが、テレビの音量が勝手に上がり続けます。いつもは、10wで運用しているのですが電波障害が起こらないことは大切です。給電部から0.5m位のところにテレビアンテナの同軸ケーブルが設置されているのが原因かと考えられます。アンテナから波長/8以内では、電磁界の影響が大きいということなので、2mの塩ビパイプを継ぎ足しました。その結果、SWRには大きな変化はなく、テレビの音量には30wでも影響がなくなりました。背景雑音は、月曜日の昼間ではS8。土曜日の昼間ではS3でした。到達距離については10wのFT8で、日本に到達しています。2m高くなって、打ち上げ角の改善や、北に位置する建物の影響が少なくなっていることが考えられます。










2022年10月7日金曜日

15mバンド用の垂直EFHWアンテナを2階建ての屋根に揚げました。

  団地から、2階建ての家に引っ越しました。屋上は陸屋根になっています。煙突を利用して、15mバンド用の垂直EFHWアンテナを揚げました。給電は、K1TAが発表しているトロイダルコアを使った1:49のトランス形式です。トランスにはFT240-43、一次側には高圧100pFのコンデンサを入れています。また、トランスのGNDに80㎝のカウンタポイズ、さらに給電点直下に、FT240-43にW1JR巻きコモンモードチョークを入れました。これらにより、SWRをさげ動作を安定にしています。きちんと動作しているようです。背景雑音は、金曜日の昼間はSメータで6,日曜日の昼間ではSメータで2です。同じところに設置していたセンターローディング式GPと比べて、大きな違いはありませんでした。定量的な比較をしないと意味ないですよね。電界強度計を使った測定を考えてみます。






2022年2月7日月曜日

ラジカセ SONY CFD-S26Lのハム音修理。

  ラジカセ SONY CFD-S26Lをカセットテープモードにして聞くと、ハム音が聞こえる。ボリュームによって変化します。他のモードでは聞こえません。



 プリアンプ以前に混入しているようです。いろいろ試してみると、電源トランスからの漏れ磁束が、プリアンプ入力選択用ICのテープヘッド信号入力部分に入ってるようです。元の位置は、ラジカセに向かって左下、スピーカの奥に、写真のような角度で配置されています。



 電源トランスを外して、カセットテープデッキ基板、機構から5㎝位離すと、ハム音は無くなります。また、元の位置でも、電源トランスの角度を変えると、ハム音が少なくなる事がわかりました。金属板で遮蔽しましたが、効果はありませんでした。


 この写真の、電源トランスの角度が、ハム音も減り、うまい具合に機構的に固定されています。電源トランスの漏れ磁束強度データを参考にすると、元の配置では、漏れ強度が最も強い方向にカセットデッキヘッドや入力選択ようICが位置しています。改良した配置では、漏れ磁束が弱い方向になっています。

 最終的には、距離も角度も影響の少ない、向かって右側のスピーカの奥に配置することにしました。ここなら、AC入力の基板も邪魔しないし、ちょうどよい支柱もあり、うまく固定できました。この改造により、ハム音は無くなりました。



 ハム音の症状が元々あったのかどうかは分かりませんし、何が経年変化してハム音が大きくなったのかも分かりません。でも、電源トランスの配置が、影響していることは明らかです。設計段階で見逃されていたのでしょうね。同じラジカセを見たら試してみたいものです。




2021年11月21日日曜日

Union ResearchのアンプUnicoの修理。

  Union ResearchのアンプUnico(Stereo Valuve Mosfet Amplifier)の修理です。 前面パネルや基板上のLEDは点灯せず、音の増幅をしていません。


 

 運よく、回路図をインターネットで見つけました。メイン基板上に、小さいプロテクトコントロールの基版があり、ここでの不具合であることが、LEDが点灯しないことからわかりました。回路図と共に原因を追っていくと、Q435(BC337)が不良であることがわかりました。

 



  手持ちのBC637と交換して、修理完了でした。回路図があってよかった。時間をかけてでも探して見るものですね。

2021年10月5日火曜日

カセットテープデッキ KENWOOD KX-55の修理。

 カセットテープデッキの修理です。症状は、テープが全く走行しないというものです。機構部のゴムベルトが傷んでいました。インターネットをつかって入手し、交換してテープは走行しました。しかし、両チャンネルから、ガリガリという雑音が聞こえます。再生動作になると、雑音レベルはレベルメータ一杯に振れていました。回路図を手に入れられない状態でしたので苦労しましたが、ドルビーIC(HA11226)入り口にある、MPXフィルタが原因であることがわかりました。容量計で測ってみると、フィルタを構成しているコンデンサが傷んでいるようです。元の容量がわからないのでフィルタを直せてはいません。このフィルタの、入出力を短絡すると雑音は消えます。今どき、MPXフィルタを使って、カセットテープでFMラジオ放送を録音することはないと考えてこれで修理完了ということにします。